ケロミの業務日誌
2019.03.08
二重の作業は半分に、合計転記を使おう!
こんにちは。岡山で経理・会計アウトソーシングならケロミの経理代行です。
記帳代行のお仕事は仕訳数によって受託金額がかわるのですが、win-winの関係を目指したいので、出来るだけ会計はシンプルにしたいと常日頃考えています。
まず、仕訳を減らすキーワードとして合計転記があるので、今一度この意味について考えてみましょう。
「合計転記」とは、週末、月末などに締め切り、一定期間ごとの合計額をそれぞれの勘定科目にまとめて総勘定元帳に転記する方法のことをいいます。
また、「特殊仕訳帳」とは簡単に簿記的に言えば現金出納帳、当座預金出納帳,仕入帳,売上帳,受取手形記入帳,支払手形記入帳などです。
ただし、時代の変化とともに、補助元帳も変わりつつあるように個人的には感じています。
■たとえば、レジなどはどうでしょう。
1/1 店舗売上 100,000
1/1 預入 100,000
1/2 店舗現金 120,000
1/2 預入 120,000
こんな仕訳が1年間続いていませんか?
■アスクルなどはどうでしょう?クラウドで連動してみた結果・・。
1/1 アスクル 消しゴム 200
1/2 アスクル クリアファイル 398
1/5 アスクル 洗剤 500
結局全部消耗品だった・・。
なんてことありませんか?
■従業員からの大量の旅費精算
別に管理シートがあるのに、わざわざ会計ソフトへ
1/1 旅費交通費 300 バス
1/2 旅費交通費 12,000 JR
1/4 旅費交通費 5000 タクシー
結局全部旅費交通費だったり。。。
なんだか、全部合計転記が出来そうですね。
ポイントは補助元帳の中に別の科目が混ざらないように設計することと、メインの現金・預金の帳簿から切り離すことだと思います。
専門知識があることが前提になりますが、上手くやればできそうです。
顧問税理士がいる場合は、税理士の承認が必要ですね!
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