ケロミの業務日誌
2024.09.10
【クラウドツール】受取請求書の自動化に向けて
AIが進化して画像の読み取り技術が飛躍的に進歩しています。
AI-OCRと呼ばれる技術でそこに書いてある内容が、例え手書きであっても、どういう文字・数字か、どういう意味の言葉なのかを瞬時に判断してくれるようになりました。
その技術は徐々に実用化されつつあり各社がしのぎを削っています。
▼そもそもEDIという技術が…。
大手は取引先と、請求書の中身を電子化された情報としてデータ連携していました。
これをEDIシステムといいとても便利な仕組みとなっています。
ただし、中小企業は取引先に請求書データの仕様を指定するほど偉そうな取引は出来ません。
仕方なく紙やPDFの情報を人間の目で読み取っていました。
▼読み取り技術の向上
近年AI-OCRの技術進歩によって、受け取った請求書を写真やPDFでアップロードするだけで読み取ってくれるようになりました。
その情報は、
・職務権限に従った承認フロー
・買掛金計上のデータ作成
・支払い業務における振込データ
・仕訳に紐づいた画像で税務監査の向上
に役立ちます。
▼各社競合
freee・マネーフォワード・弥生会計・名刺管理sansanなど参入する業種は経理ソフト会社にとどまりません。
自社の業務内容に沿って導入ができればより効率的な経理が実現されると思います。
クラウド製品は利用規模によっては割高になりがちです。
業務を見直しして導入が実現的か是非専門家にご相談ください。