ケロミの業務日誌
2024.07.03
20年ぶり 新紙幣導入
2024年7月3日、約20年ぶりに新紙幣を導入が導入されました。
ケロミも導入当日に新紙幣を入手し、話題の3Dホログラムを家族で眺めました。
民間シンクタンクでは、今回の新紙幣導入による経済効果は1兆6300億円程度、年間国内総生産を0.27%程度押し上げると試算しています。
一方、新紙幣に対応するために、事業者は自動精算機・自動販売機・セルフレジなどの機種入替やシステム改修の負担を迫られます。
インボイス制度対応に続き、事業者の悩みの種になっているかもしれません。
新紙幣対応は、飲食店の食券機の5割程度、自動精算機の2~3割程度にとどまる予想とのことで、今後コインパーキングや自動販売機などを利用する際に不便が生じそうです。
今でも500円硬貨が使えなくて時々困ることがありますよね。
新紙幣対応の遅れにより、キャッシュレス決済の普及が加速する可能性があります。
政府は2025年6月までにクレジットカードを含むキャッシュレス決済比率を4割程度にすることを目標に掲げ、すでに2023年には39.3%(126.7兆円)に達しています。
将来的には世界最高水準の80%を目指しており、新紙幣導入後の決済の主流がどうなっていくのか注目です。
経費精算のキャッシュレス化も進んでいます。
経費精算の効率化やコスト削減のため、社内精算のキャッシュレス化を検討してみてはいかがでしょうか?
https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/cashless_future/pdf/001_05_00.pdf
https://www.meti.go.jp/press/2023/03/20240329006/20240329006.html
参考:経済産業省資料