ケロミの業務日誌
2024.04.23
電子インボイス「Peppol(ペポル)」って?
デジタル庁が描く未来に、経理が全てが繋がり簡素化と高い真正性を実現した「Peppol(ペポル)」という概念があります。
簡単に言えば、あらゆる購買データが取引先と繋がり、今のインボイスを電子的に発展させた形のことです。
▼参考:デジタル庁(Peppol e-invoice)
https://www.digital.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/fe4b257e-3cb3-48c4-8f11-3729bf98d43f/0bcb83ce/20231218_meeting_digital-system-reform_outline_04.pdf
税制がややこしくなるにつれて経理が目でチェックする項目が増えた現在において、あらゆる作業が自動化される可能性があり、期待する技術ですね。
それが実現されるとして、個人的に予想される課題はIT面に不安のある個人事業主・中小企業はシステム間・業者間・各工程間の実務的な連携に混乱が生じるのではないかということ。
こういったことは近代では非常に多く存在しています。
・現金払い×クレジットカード×電子マネー
・紙通帳×ネットバンキング
・乱立するITツール
混乱が生じる原因は民間の技術の方が政府より高いこと。ルールを作る前に市場はカオス化していくでしょう。
そういった未来にも備えて多くの人助けができるよう私たちもノウハウを身につけていきたいと思います。