ケロミの業務日誌
2024.04.09
電子帳簿保存法がめんどくさいのでFAXにした話
前職の話…。
機密書類を処分する業者が本当に廃炉処分しているかを確認する為、廃炉まで同行が義務付けられた。
こんな無駄な仕事が存在するのか、と思ったことがある。
その後、誰も同行しなくなり、まぁ業者を信じましょうか。と終わってしまった。
何か間違っている、と思うことは続かないんです。国が定めたことでも続かないんです。
今回のテーマではFAXで請求書をやり取りした話。
とある業者がいつも通り取引先にメールで請求書を送ろうとしたら、受取り側のA社が「うちは電子帳簿保存法に対応できてないからFAXで送ってほしい」と言ってきたそうな。
電子帳簿保存法の要件に[電子データ保存できるFAXは電子帳簿保存法の対象]とある。
https://www.otsuka-shokai.co.jp/erpnavi/topics/law-amendment/denshichobo-hozonho/archive/fax/
さすれば、保存機能のないFAXは紙なので問題ないということである。
こんな情けない話があるだろうか。
正直メールで届いたものを印刷しても、それが紙で届いたものなのか、電子物を印刷したものなのかは判断できない。
証拠も証明もできなければ、罰するすべは無い。結局性善説なのでしょう。
私たちは日々より良い経理を目指して進化し続けます。
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