ケロミの業務日誌
2024.04.02
4月から新年度!お給料に関する豆知識

あたたかな日が続き、だんだんと春の訪れを感じるようになりました。
桜もそろそろ見頃を迎えそうで、今年もお花見が楽しみですね。
4月と言えば、多くの人が様々な節目を迎え新たな環境に飛び込んでいく季節。
新入社員の皆様におかれましては、少しの不安と大きな期待を胸に新社会人としてのスタートを切られたことと存じます。
さて、ここで皆様にお聞きしたいのですが「新卒のお給料よりも社会人2年目の方がお給料が少ない」というお話を耳にしたことはありませんでしょうか。
「仕事も増えて後輩だってできたのにお給料が減るなんてそんなこと…!!」
…とケロミも初めて聞いたときは耳を疑いました。
今回はこの一見理不尽すぎる現象について新社会人・社会人2年目の皆さんに向けて簡単に説明していきます!
早速結論ですが、社会人2年目のお給料が1年目より低くなる原因は「住民税の納税がスタートすること」です。
しかし、ここでいう「お給料」とは、いわゆる「手取り」のことを指します。
そのため、お給料そのもの(額面給与)が減ったのではなく、社会人1年目と2年目の給与の額面が同じ場合、”住民税の金額分だけ”実際に受け取れる給与(手取り額)が減ったというのが正しい認識となります。
社会人2年目になると多くの場合、基本給の増加や昇給が期待されますが、上記の理由で実際には給与(手取り)が減少することが珍しくありません。
何も知らなければびっくりしてしまうと思いますが、このような疑問を機に自分の生活に関するお金や税の知識を積極的に身につけていきたいですね♪