ケロミの業務日誌
2023.11.28
インボイス対応してる?
令和5年10月からインボイス制度が始まり、飲食店や個人タクシーだけでなくコインパーキングでも「インボイスに対応しています」と貼ってあるのを見かけるようになりました。
印象としては9割近くの請求書・領収書がインボイスの要件を満たしているように思います。
しかし経理処理をしていると「この請求書・領収書はインボイスなのか?」と気になることが多々あります。
取引先の法人がインボイス制度登録しているか?を確認するには、
①国税庁HPで法人番号検索をする https://www.houjin-bangou.nta.go.jp/
②インボイス制度適格請求書事業者公表サイトで、T+法人番号を検索する https://www.invoice-kohyo.nta.go.jp/
の2段階で確認できます。
(個人事業者の場合、主たる屋号や事務所の所在地からインボイス登録の有無を調べることはできません)
大企業の請求書等にも登録番号の記載がなくて驚くことがあります。その1つがNTTです。
NTTの適格請求書はWebビリングからダウンロードして入手することになります。
Q.毎月の請求書がそのまま 「適格請求書」 となるのか?
A.いいえ。
「適格請求書」は毎月のご請求書とは別様式で作成し、回線毎に適格請求書を提供いたします。
お客さまご自身で、『Webビリング』サイトからPDFファイル(無料)をダウンロードいただき、PDFファイルで保管していただく形でのご提供となります。
NTTのHPより引用 https://www.ntt-finance.co.jp/billing/invoice/
始まったばかりのインボイス制度の理解を深め、正しく対応していきましょう。