ケロミの業務日誌
2023.04.25
電卓、使いこなせていますか?
もうすぐゴールデンウィークですね!
今年は後楽園で春の幻想庭園が久しぶりに開催されるそうなので、少し覗いてみようかなと思っているところです。
夏は行ってみましたが、春は行ったことがないので楽しみです。
さて今回は、私が電卓を使うときによく使用する機能について、紹介していきます。
使用頻度が高いものから順に発表します。
※執筆者はCASIOの12桁(DS-12WT)を使用しています。
①メモリ機能
電卓を普段使いされている方なら言わずもがなといった感じかもしれません。
『M+』と『MR』は特によく使います。数字を叩いた後『M+』を押すと電卓内に記憶され、呼び出したいときに『MR』を押せば再び画面に表示することができます。
このメモリ機能を使うと、時間が経過して自動的に画面が消えてしまったとしても、再度ONにして『MR』を押せば表示できるので席を離れるときなどにも活躍してくれます。
ある割合を算出したときも、『M+』で記憶させておけば繰り返し使用することもできます。
また画面に『M』の表示があるときはメモリ機能が生きている状態を示すので、新しく別の数字を記憶させたいときは『MC』を押して記憶を削除しましょう。
②『÷』を2回押す
①では、ある割合を算出したときにメモリで呼び出す方法をお伝えしましたが、この割合を1度しか使わない場合には『÷』を2回押す方法をオススメします。
例: 97,822を、算出した割合0.097822で割りたいとき
①の場合 0.097822『M+』『97,822』『÷』『MR』『=』
②の場合 0.097822『÷』『÷』『97,822』『=』
どちらも1,000,000を導くことができます。
③『+/-』で画面に表示された数字を正/負に切り替える
私は検算の時にこの機能をよく使います。
例えば複数の値を全部足した後、念のため『M+』で合計値を記憶させておいてから『+/-』を押してその合計値を負の数にします。
それからそれまで足した値を足していき0(ゼロ)になれば検算完了です。
理由はなんといっても、『+』キーが『-』キーより(面積が)大きいからです!押し間違いのリスクを下げられます。
④知って損はない『GT』
電卓って計算の最後に『=』を押すと画面に『GT』と表示されますよね。
この『GT』は電卓を使う人なら誰しもぶつかる壁「加減算の途中に乗除が出てくるとき」に役立ちます。※個人の見解です。
例: 20×7-10×10+30×5の計算をしたいとき
①の場合 20『×』7『M+』10『×』10『M-』30『×』5『M+』『MR』
④の場合 20『×』7『=』10『×』10『+/-』『=』30『×』5『=』『GT』
どちらも190を求めることができます。
いかがでしたか?
Excelがあれば電卓じゃなくても計算できると思われるかもしれません。
しかし資格の勉強などで電卓を使う人は限られた時間の中で効率的に計算することが求められます。
実務でも役に立つスキルなので、電卓の機能を理解してフル活用していきましょう!