ケロミの業務日誌
2021.04.23
経理担当者に財務諸表を見られたくない?!
話は変わりますが、先日経理担当者の退職に伴う相談を受けました。そちらの会社では自社で会計ソフトを使用し、入力を行っていますが、後任の経理担当者にすべての会計データは見せたくないので方法はないか?とのものでした。経理担当者は会社の業績や役員報酬の額など知ることができるため、相当に信頼している人でないと、すべてを見られることに抵抗があるというのはよくある話だと思います。そして今回のように、入力はしてほしいがデータを見られたくないという場合、対処法としては何パターンかあります。
オーソドックスな方法としては会計ソフトの「分散入力」などの機能を利用する方法、または入力する人が操作できる権限管理を行う方法。これで入力担当者は入力のみで財務諸表は見られずにすみます。ただこの方法の場合、ソフトにその機能があることが前提となります。他にも仕訳のエクスポートなどを利用して見せない方法もあります。
最近弊社でも行っているのは、現預金のデータだけ経理担当者に入力してもらい、そのデータを送ってもらいこちらでその他の仕訳を行い完成させる方法です。
完成データは弊社にしかないため、経理担当者に見られる心配はありません。
ケロミの経理代行では、そういった経理代行も行っています。
岡山県南で経理・会計・給与計算にお困りの方はケロミの経理代行までお気軽にご相談ください。