ケロミの業務日誌

良い会社になればいいのに。ケロミも含めて従業員のみんながそう願っています。ところで、良い会社ってどんな会社なのでしょう。儲かっている会社、残業がない会社、有給休暇が１００％消化できる会社、在宅で普通に仕事ができる会社、従業員同士が仲良くお互いをリスペクト出来る会社。いろいろな定義がありますね。「フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか」という本を読みました。フィンランドの1人当たりのGDPは日本の1.25倍、仕事は4時に終わり、夏休みは１か月とるなど有休消化１００％、コロナ前でも在宅勤務3割、社内にはコーヒールームと呼ばれる休憩室があり、レクリエーションデイという社員が交流する日も設けられているらしいです。こう書くと怠けているように思えますが、実は全く逆なんです。フィンランドでは今、シス（SISU）という、困難に耐えうる力、努力してあきらめずにやり遂げる力、不屈の精神、ガッツといった意味合いがある言葉がトレンドになっています。日本でいう大和魂などに近いものかもしれません。大和魂を忘れつつある日本人とシスを大切にするフィンランド人との差を感じる一冊でした。良い会社にするためにとても参考になるお勧めの本です。一度読んでみてください。