ケロミの業務日誌
2019.12.02
増税(軽減税率)後、会計ソフトの対応は??
こんにちは。岡山で経理・会計アウトソーシングならケロミの経理代行(ネットリンクス(株))です。
みなさん!消費増税の対応はいかがですか??
経理業界では10月の資料や経理データが1か月遅れて続々と届くのが通例です。
そして、改めて増税後のややこしさに直面しています!!
まず、10/1以降は軽減8%と10%の処理が混在することになります。
そしてレシートではそれが2行に分かれて表示されていることと思います。
レシートは手打ちが基本ですから、作業は2倍になります。
次に、電子マネーやクレジットカードを会計ソフトへ連動している場合はどうでしょう。
基本的な情報の流れとしては
①店で電子マネーを使用
②電子マネー情報がWEBマイページへ
③クレジットカードが②の情報を月〆で取り込む
④クラウド会計ソフトが③の情報を仕訳として取り込む
となっています。
問題なのは②の時点で消費税情報を持っていない為、それ以降に消費税を反映させることができないということです!
これでは、コンビニなどで電子マネーを使用した場合、消費税コードがわからないまま会計ソフトに取り込まれてしまいますね!!
つまり、今まで自動で便利だったクラウド会計ソフトは消費税情報を取り込むことができなくなったため、連動後に実際のレシートを確認しながら、修正を行っていく必要があります。
連動の魅力が激減です…… (もう10%のままほっておこうかしら・・・。)
会計ソフトメーカ―もクレジットカード会社も電子マネー会社も、ほとんど対応できていないでしょう。
いつか対応してもらえると信じて……
使用している会計ソフトメーカーのアップデートにはアンテナを張っておきましょう~
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