ケロミの業務日誌
2019.06.14
「キャッシュフロー、資金繰りをきちんと把握しましょう!」
こんにちは。岡山の経理・会計アウトソーシングのケロミの経理代行です。
先月行ったお客様のところで受けた質問ですが、「キャッシュフローはどう管理するのがいい?」
という質問を受けました。たまにこういう質問を受けますが、私の実感上多くのお客様は勘違いしていることが多い気がします
キャッシュフローは過去の一定期間について資金繰りがどうだったか、
例えば先月売上が好調でも、そのお金が入金されるのは翌月末、逆に仕入れの支払は今月多かったため、
損益計算書上では利益が出ていても、現預金残高は月初に比べ月末残高が少なかった。などを分析するのが、
キャッシュフロー計算書になります。
ただし先ほど勘違いしていると書きましたが、本当に知りたいのはこれから先のお金の流れを把握したいということです。
この場合は作成するものとしては「資金繰り表」になります。
資金繰り表を作成する際は、月末いくらの売掛金が入金になるか、逆にいくら買掛金の支払があるか、毎月引き落とされる経費はいくらあるか、給与の支払はいくらかなどをまとめておき、日ごとなどに残高がどう推移するかを予測する表になります。
現預金残高に不安がある会社の場合、この資金繰り表が非常に重要になります
例えば今年はゴールデンウイークが長かったこともあり、入金や支払がかなりズレたと思います。
こういう時、ちゃんと残高が足りるか把握し、足りない予測であれば銀行へ融資をお願いする必要があります。
このように毎月の帳簿管理を行うだけでなく、会社運営のためには資金繰りにも注意して経営する必要があります。
ケロミの経理代行ではそういった資金繰り表の作り方などの相談もお受けいたします
岡山県南で経理・会計・給与計算にお困りの方はケロミの経理代行までお気軽にご相談ください。