ケロミの業務日誌
2017.04.20
ノルマに何を設定していますか?
こんにちは。岡山の経理・会計アウトソーシングのケロミの経理代行です。
経理代行で色々な会社様の資料を見せてもらっている中に、請求書があります。その請求書の中には、たまに「値引き」という項目があります。
この「値引き」について皆さんはどう思いますか?
営業色の強い会社では、ノルマがあったりします。色々話を聞いていると、このノルマは「売上高」である会社もあります。
営業マンはノルマを達成するために必死で営業し、売上を獲得していくわけですが、買ってもらうために「値引き」を多用し、多くの商品を売っている方もいます。
売上高を増やすことは会社にとって大事なことだとは思います。
しかし利益率をわかって値引きを行っていないと、「売上が毎年増えて忙しいのに利益が増えない」という現象が発生してしまいます。
例えば売上高100,000千円、粗利益30,000千円の会社の場合で、翌年は売上高が10%増えました。値引き販売したため粗利益率は3%下がって27%でした。となると、売上高110,000千円、粗利益29,700千円となり、売上は増えたのに粗利益は減ってしまうことになります。
このことからも、本来数字をノルマにするのであれば、売上高ではなく、「粗利益額」をノルマにすべきだと思います。
また、粗利益額を稼ぐために遠方のお客様へ訪問し、販売を行っていると、旅費などのコストがかさみ、これもまた利益を圧迫してしまいます。
ケロミの経理代行では、記帳代行のオプションとして分析資料も作成します。
また、必要とあれば一緒に予算設計もさせていただくので、予算対比も行うことができます。
ケロミの経理代行のサービスについてはコチラをご覧ください。
メールでのお問い合わせはコチラ。
ただいまIT導入補助金の申請支援中です。
経理・会計以外にもクラウドサービスや勤怠管理ソフトの導入などのご相談も承っております。
IT導入補助金について詳しくはコチラをご覧ください。
お問い合わせはコチラからどうぞ。