ケロミの業務日誌

年末調整とはもちろんご存知かと思いますがサラリーマンなど給与所得者が、その年の所得税（復興特別所得税を含む）を調整・精算する制度です。
給与の支払者（会社）は、年末に従業員のその年の所得が確定した時点で算出した正しい所得税額と、毎月の給与および賞与から“みなし”で源泉徴収（天引き）した納付済みの所得税額を計算し、所得税の過不足を12月の給与で還付または追加徴収をして調整・精算を行います。
年末に勤務先が税金を計算するので会社員のかたやアルバイトなど給与しか収入ない方は基本的に確定申告は必要ありません。
しかし、年末調整により税金の計算が完了していても給与以外の副収入がある場合は要注意です。先日お客様からのご相談で、メルカリでの収入がある場合は申告必要かどうか質問を受けました。金額によると思いますが自身の衣服や家具などがいらなくなったときに、これらの処分を目的としてサービスを利用することがほとんどだと思いますので、基本的にはその売却で得た所得に対して所得税はかからないものと思われます。しかし、トレカなどの売却で500万とかある場合等税金の対象になる方もいるかもしれません。自分の状況をしっかり確認して申告漏れのないように気を付けないといけないですね。