ケロミの業務日誌
2018.02.21
なんでも補助科目で管理していませんか?
こんにちは。岡山の経理・会計アウトソーシングのケロミの経理代行です。
よくお客様から言われることに「売掛金を相手先別に管理したいから補助で管理しようと思う」や、「補助をもっと使おうと思う」というものがあります。
確かに補助科目を作成して管理してやれば、各残高を把握しやすくて便利になります。しかし、よく考えてから作成するべきです。
例えば、売掛金、買掛金についてです。
もし販売システムなどを使い、そちらで売掛金や買掛金の残高管理を行っているのであれば、会計ソフトでも得意先、仕入先別に残高を把握しようとすると二重となってしまいます。
同じメーカーのソフトなどで、連動させているのであれば手間は増えないかもしれませんが、わざわざ2つのソフトで両方とも残高管理をする必要があるのでしょうか。
また別の案件で、給与天引きしている旅行積立金を、従業員別の補助で管理している例です。
従業員別にしておけば、誰がいくら積み立てているのか把握しやすいのはわかります。
しかし、そのために会計ソフトで行う仕訳がその従業員の人数分必要になってしまいます。
それだけの手間をかけるくらいなら、会計ソフトで補助科目別に管理するより、Excelで管理する方がよっぽど簡単です。必ず毎月の合計金額を合わせればいいのですから。
このように、補助科目で何でも管理しようとすると、逆に手間になってしまうこともあります。
どうしても補助で管理するべきなのか、別管理とどちらが手間が少ないのかなど、考えてから判断したほうがいいですね。
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